あふぇりえいと

2011年2月23日水曜日

当地の逸品:正野萬病感應丸(日野薬品工業)

当地の逸品:正野萬病感應丸(日野薬品工業)

 ◆正野萬病感應丸(しょうのまんびょうかんのうがん)
 ◇名前は失っても薬は残す 300年続く万病に効くとされた妙薬

 300年前から近江商人が全国に売り歩き、県の地場産業である製薬業の礎となった伝説の薬・正野萬病感應丸(しょうのまんびょうかんのうがん)。効能は動悸(どうき)や息切れ、体のだるさなど。かつては万病に効くとされ、水戸黄門こと徳川光圀公が印籠(いんろう)に入れて歩いたという言い伝えさえある妙薬だ。

 1714年、同町出身で近江商人として全国を歩き、後に医師になった初代正野玄三が仲間の商人らのために開発。彼らが旅先の宿屋や仲間の店に置いてもらう商法で売り歩いたため、全国に顧客が広がった。当時の価格で他の薬の約10倍の高級薬。県薬業協会は「県内の製薬のルーツになった薬。影響は大きい」と話す。

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