あふぇりえいと

2010年6月1日火曜日

水源の里を訪ねて 集落再生へ糸口模索 

水源の里を訪ねて 集落再生へ糸口模索 /滋賀
 ◇住民の声聞き取り 米原市が元気条例、問題解決これから

 「限界集落」とは嫌な言葉だ。65歳以上の高齢者が半数以上を占め、耕地作業などの共同生活・作業の維持が難しい集落のことをいう。お先真っ暗なイメージを払しょくするため、少子高齢化が激しい集落のある自治体が手を結び、3年前に「全国水源の里連絡協議会」(現在172市町村)が結成された。上流域は限界状況ではなく、下流域の人たちも感謝する「水源の里」であるとした。県内では米原、高島、長浜の3市が参画。協力ネットを張りながら、各自治体独自の里再生事業がスタートした。伊吹山の北西域を流れる姉川沿いにある8集落。冬には数メートルの積雪に閉ざされる奥深い村を訪ねた。【桑田潔】

 米原市は今年1~2月、甲津原、曲谷、甲賀、吉槻、上板並、下板並、大久保、小泉の8集落の所帯に対し、生活状況や日ごろの不安点などを問うアンケートと聞き取り調査を実施。先日、上板並地区で開かれた調査結果の報告会で、こんな話が出た。

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