あふぇりえいと

2010年4月9日金曜日

鎧兜市場に“乱”、主流は「質実剛健」時代へ

鎧兜市場に“乱”、主流は「質実剛健」時代へ

今年人気となっている真田幸村(左)と直江兼続の「愛」がシンボルの鎧=山田道明撮影
 
端午の節句に飾る鎧兜(よろいかぶと)の 市場に異変が起きている。主流だった金銀細工を施した豪華絢爛(けんらん)な タイプに代わり、質実剛健で渋い色遣いの戦国武将の甲冑(かっちゅう)が 人気を集める。
戦国時代ブームの影響で、歴史の舞台で脇役だった武将の甲冑が続々と登場し、まさに群雄割拠の様相となっている。
日本人形協会(東京都)によると、節句用の鎧兜は、弓や屏風(びょうぶ)な どとあわせて一式10万~50万円。装飾性の高い平安・鎌倉時代の総大将などが身に着けた鎧兜が中心を占めてきた。実用本位で「地味」な戦国武将の甲冑は 1割程度で、店頭に徳川家康や伊達政宗などのものが並ぶくらいだった。
ところが、テレビやアニメ、ゲームなどの戦国時代ブームと呼応して、メーカーが武将の顔ぶれを見直し、戦国武将のものが3割を占めるまでになって いるという。価格は5万~30万円で、客の支持も得ている。
家康に仕え、50回を超える戦で一度も傷を負わなかったとされる本多忠勝ら、一般にはなじみが薄い武将の人気がジワジワと高まっている。知将とし て知られる真田幸村や上杉謙信らの人気も急上昇している。

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