あふぇりえいと

2010年3月25日木曜日

定年を機に念願の…松居清惠さん・直子さん、水彩スケッチと日本画

夫婦展:定年を機に念願の…松居清惠さん・直子さん、水彩スケッチと日本画 /滋賀

来月6日まで米原・「醒井水の宿駅」ギャラリー

 彦根市栄町2の松居清惠(きよしげ)さん(60)、直子さん(56)夫妻の水彩スケッチと日本画を展示した2人展「四季愛彩」が、米原市醒井の「醒井水の宿駅」ギャラリーで開かれている。清惠さんの定年退職を機に実現した念願の夫婦展だ。4月6日までで、鑑賞無料。

 彦根市の印刷会社で流通広告のグラフィックデザインを担当していた清惠さんは、4年前から水彩スケッチを始め、四季折々の風情や街角の情景など約300枚の作品を描いている。直子さんは日本画を始めて17年のキャリア。主婦業とパートの合間に身近な風情や静物を描き続け、県展で入選したり彦根市美術展で特選に選ばれている。清惠さんが38年間務めた会社を退職したのに合わせ、2人展を実現した。

 会場には、彦根城の堀沿いの満開の桜や旧中山道の宿場町の風情、紅葉や神宮外苑の風景、ヨーロッパの街並みなどを描いた清惠さんの作品75点と、可愛がっている猫が座敷で昼寝をする「夢の中」や、自宅近くの古木を描いた「藤幻想」、野菜を題材にした「秋の恵み」など、直子さんの6~60号の作品10点を展示している。

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