あふぇりえいと

2010年1月28日木曜日

世界的演出家が現代センス豊かに描くオペラ『ラ・ボエーム』

世界的演出家が現代センス豊かに描くオペラ『ラ・ボエーム』

オペラ『ラ・ボエーム』(ベルリン・コーミッシェオーパー公演より)

オペラ『ラ・ボエーム』(ベルリン・コーミッシェオーパー公演より)

ベルリン・コーミッシェオーパー劇場総監督で世界的演出家のアンドレアス・ホモキ演出。神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会共同制作のオペラ『ラ・ボエーム』の制作発表が1月27日に東京都内で行われた。

2008年の『ばらの騎士』、2009年の『トゥーランドット』と好評を博してきた神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会共同制作オペラの第3弾、 プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』。19世紀のフランス・パリを舞台に、アパートの屋根裏部屋で共同生活する芸術家の卵たちの甘く切ない青春の日々を描いた 本作は、「私の名はミミ」「ムゼッタのワルツ」などの有名なアリアと美麗な音楽で愛される世界の名作オペラだ。

今回上演するのは、2008年4月にドイツのベルリン・コーミッシェオーパーで初演、同劇場総監督で世界的演出家のアンドレアス・ホモキが演出を手がけた プロダクション。1960年代に舞台設定を移し、貧困や男女差別などの現代的なテーマも巧みに取り入れた内容となる。「ホモキさんはシンプルな大道具と コーラスの使い方が非常に巧み。あと演技指導が非常に細かいので、歌手は覚えることが多くて大変かもしれませんね(笑)。演劇的要素も非常に強い舞台にな りますが、演出ひとつひとつが音楽に沿った意味を持っているので、とても説得力があります」と語るのは、本公演を指揮する沼尻竜典。マエストロ自身が 2008年の初演を現地で観劇し、日本での上演を即決したというだけあって、充実の舞台となりそうだ。

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