あふぇりえいと

2009年11月29日日曜日

甲賀・湖南人権センター:10周年イベント 太郎・次郎コンビ芸披露

甲賀・湖南人権センター:10周年イベント 太郎・次郎コンビ芸披露 /滋賀
 ◇「被差別部落出身者を受け止められる社会に」 村崎さん体験語る

 甲賀市水口町八坂2の社団法人「甲賀・湖南人権センター」(愛称・あすぱる甲賀)の設立10年を記念した「10周年まつり」がこのほど、同町水口の碧水ホールで開かれた。猿回し師の村崎太郎さんが招かれ、多彩な芸に来場者から笑い声と拍手が起こった。

 村崎さんは山口県出身。国内で途絶えていた猿回しを1978年、当時17歳で復活させ、猿の次郎の「反省ポーズ」で一躍有名になった。公演では、次郎との軽妙な掛け合いで来場者を魅了。次郎が逆立ちなどを披露し、会場を沸かせた。

 村崎さんは公演後、自身が被差別部落出身であることと華やかな芸の世界のはざまで葛藤(かっとう)があったと明かし、「『表舞台に立っている自分が隠し事をしている』と追い込んでいた」と心情を吐露。テレビ局プロデューサーである妻が自身との結婚をモデルにした本を出版したが、家族も否定的な反応だったという。それでも村崎さんは「被差別部落出身者であることを自然に受け止めてもらえる社会になってほしい」と来場者に理解を求めた。

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