あふぇりえいと

2009年8月22日土曜日

象と鯨図初公開 若冲100作品 1日からMIHO MUSEUM

象と鯨図初公開 若冲100作品
1日からMIHO MUSEUM


写真
象と鯨図屏風(MIHO MUSEUM蔵)

  江戸時代中期の京都の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)(1716~1800)の作品を紹介する「若冲ワンダーランド」が9月1日から、滋賀県甲賀市信楽町の MIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)で始まる。昨夏、存在が明らかになった「象(ぞう)と鯨図屏風(くじらずびょうぶ)」を初公開するほか、 12月13日までの会期中、展示替えしながら約100点を展示する。

 同ミュージアムが京都新聞社と共催で開く秋季特別展。若冲は花や鳥、動物を細部まで克明に写生したが、「全体は現実と異なる不思議な世界」(岡田秀之・同ミュージアム学芸員)とされる。

 象と鯨図屏風は昨年8月、同ミュージアムの辻惟雄館長が北陸の旧家で発見した六曲一双の水墨画。勢いよく潮を吹くクジラと、鼻を高々とあげたゾウを対置させている。

 色彩豊かな「雪中遊禽図」(個人蔵)のほか、あごをあげ眼光鋭く一点をみつめる「鹿図」(同)、「布袋唐子図」(同)なども展示。池大雅、与謝蕪村、円山応挙ら同時代の作品も紹介する。

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