あふぇりえいと

2009年7月27日月曜日

ヒメボタル、新たに37カ所確認 滋賀県レッドデータブック記載

ヒメボタル、新たに37カ所確認
滋賀県レッドデータブック記載

写真
山間地で乱舞するヒメボタル(9日午前1時、東近江市)=上=と、ヒメボタルのオス(15日、米原市・伊吹山)=いずれも金尾滋史さん撮影

  滋賀県レッドデータブック2005年版に、3カ所の生息地が紹介された要注目種ヒメボタルが、多賀町を中心に米原、東近江、大津、甲賀、高島市など県内 37カ所でも新たに確認され、計40カ所になった。金尾滋史多賀町立博物館学芸員を中心に約15人が2008年と09年に調べた。

 ヒメボタルは森で深夜に光るため気づかれにくい。「05年版」は米原市の伊吹山、長浜市旧浅井町地域、多賀町で生息を記し、今すぐ絶滅する訳ではないが環境変化に弱い「要注目種」とした。

 金尾さんらは2年間の6~7月、山間の道路沿いで生息可能性の高い緩傾斜地を中心に、午後11時~午前2時ごろ調査。各地でヒメボタルを発見し、昼間にえさの存在、生態、森の植生を調べた。

 最終的に、多賀24、東近江5、彦根1、米原3、日野1、甲賀1、大津1、高島1の計37カ所で生息を確認した。

 金尾さんは「詳しい生態を解明し、地域で守ってゆける地域の宝『杜の妖精』として価値をアピールしたい。2010年の『滋賀県で大切にすべき野生生物』改訂に向け県有識者委員会の検討資料にしてもらえたら」と話す。

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