あふぇりえいと

2009年3月8日日曜日

「土管」ではなく「花器」? 琵琶湖文化館収蔵・江戸中期の信楽焼

「土管」ではなく「花器」? 琵琶湖文化館収蔵・江戸中期の信楽焼

 ◇安土城考古博物館で特別公開

 県立琵琶湖文化館(大津市)は5日、同館で「土管」として収蔵していた信楽焼の陶器が、華道の栄えた江戸中期の花器である可能性が高まったと発表した。複数の花器に花を生ける「寄生け」に使われたとみられ、同館は「華道の隆盛期をうかがい知る貴重な資料」としている。

 陶器は細長い円筒型で直径約10センチ、長さ55センチ。裏に「元文六年(1741年)酉ノ卯月吉祥日」と製作年が刻印されている。主に日用品として使われる信楽焼で製造年を記すのは珍しく、江戸時代で8例目という。

 同館の目録では「土管」とされていたが、ハレの日を表す「吉祥日」の刻印や下方に重心をおいた形状が建築資材として不自然だったため、昨年11月から再調査。外側を部分的にくぼませたり、らせん状にハケ目をつけ、“見せる”ことを意識した技巧も見つかり、花器と判断された。

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1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

はじめまして、
土管が花器ってすごく意外っていうか
わからないものなんですね。

滋賀県みんなもので気になりました。